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免疫力アップ食品で、インフルエンザ予防 その2

腸内の免疫機能を高めるプロバイオティクス





 

 腸内には500種類以上、約100兆個の腸内細菌が棲んでおり、腸内菌叢(種類ごとに集まった細菌のグループ。




腸内フローラともいう)を作っています。



この腸内菌叢には、健康に有益に作用する「善玉菌」と、有害物質を作り出し病気を起こしやすくする「悪玉菌」が混在して、勢力争いをしています。




健康の維持・増進のためには、腸内の細菌バランスを善玉菌優勢に保つことがカギになります。






 プロバイオティクスとは、腸内細菌のバランスを改善し、宿主(人や動物)に有益な作用をもたらす生菌(有用菌)をいいます。




 プロバイオティクスの機能は多岐にわたり、たとえば、感染症のリスク軽減作用、炎症性大腸炎や便秘、下痢症状の改善などが認められます。




また、免疫系のバランスの異常はアレルギー発症のリスクを増大させますが、プロバイオティクスは免疫系のバランスの異常を修復することにより、アレルギー発症を予防する効果が報告されています。



 プロバイオティクスの最も代表的なものは、乳酸菌やビフィズス菌です。



これらの有用菌を含んだ食品をとることで、腸内の免疫機能を高め、それが全身の免疫系の機能を高めることにつながります。

 






身近な食品では、乳酸菌飲料やヨーグルトなど。プロバイオティクス効果を期待できるかどうかは、食品に下記の種類の細菌が含まれているかをチェックするとよいでしょう。

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