ぬるめのお湯がいい訳は
交感神経の活性が低下して、副交感神経が優位になっているリラックス状態は、深部体温(体の奥の方の温度)が低下している時に起こることが知られています。
手足が暖かくなると眠くなるのは、深部体温が低下する時に体温が体表面に放散された結果なのです。
従って、あまり熱いお湯だと交感神経を刺激したり、体を暖め過ぎると深部体温まで上がってしまい、リラックス状態は得られにくくなります。
ちょっとぬるいかな、という程度のお湯にゆっくりとつかるのが、深部体温を上げずに体表面の緊張を緩めるという点で、リラックス効果が一番あるのです。