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ストレスが続くとどうして不調になるのか その2

ストレスがあると健康に影響する理由

 

 

 

 ところで、ストレスが続いて血圧が上がったり、風邪をひきやすくなったり、女性の場合は月経が止まってしまった、という経験をお持ちの方も多いのではないだろうか。

 

このように、ストレスは心ばかりでなく体調の悪化にも大きく影響する。

 

 

 

 そもそも人間の体は、神経系、内分泌系、免疫系という3つのシステムが互いに連携を取り合うことによって健康が保たれている。

 

 

しかし、外部からストレスという刺激が加わると、神経系のうちの自律神経は各器官にストレス刺激に対応した反応をはたらきかけ、内分泌系は内分泌腺にはたらきかけてホルモンを血中に分泌させて体のバランスを保とうとする。

 

 

 

例えば、ストレスがかかると心拍数や血圧が上がるのは、身に迫る危険に対抗するために自律神経が調整した結果であり、また、月経周期に異常があらわれるのはストレスの影響に反応して、女性ホルモンの分泌に乱れが生じたためなのである。

 

 

 さらに、免疫機能にも乱れが生じる。

 

 

免疫系はウイルスや細菌をはじめとする異物の侵入から体を守るための防御機能を司るシステムであるため、このシステムが正常にはたらかないと、風邪や食中毒の感染症にかかりやすくなったり、アレルギーやがんなどの病気を引き起こすことにもなりかねない。

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