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知っておきたい夏の汗対策・においトラブル解消法

蒸発による気化熱で体温を下げる、これが汗をかく目的です。

ですから衣服は熱の発散をじゃましないものを着る必要があります。薄手で蒸発を促すものを身に着け、湿気を高めない衣服内環境を整えましょう。

 


 

下着は発汗性や、吸湿性・乾燥性に優れたものを選びたいもの。


綿素材が適していますが、最近ではそれらの機能を高めた新素材の下着も売られています。


試してみてはいかがでしょう。




 また、通気を悪くするような締めつけた着方では、せっかくの素材の良さも台無しです。


ゆったりと着ることを心掛けます。





 夏の汗で最も気になるのが、わきの下の汗でしょう。


わきの汗は見た目にも暑苦しいし、においを発生させやすいので注意が必要です。

 



STEP1 汗を抑える

 外出前には制汗剤を用います。


スプレータイプ、クリーム、ロールオンタイプなどいろいろありますが、つけた後にしっかりと薬剤を乾燥させるのがコツ。


より効果が期待できます。



 

STEP2 汗の処理

 かいたばかりの汗は、無臭です。


菌が繁殖し、においを出す前になるべく早めにふき取ることが、一番のにおい対策。


乾燥したタオルやハンカチではなく、固く絞ったぬれたタオルでふくのがおすすめです。乾いたものでは、水分だけを吸収し、臭い成分を皮膚に残してしまうのです。


それが雑菌の繁殖を招き、においの原因になります。


アロマオイルを使ったローションや、レモン水などを入れた水で絞ったタオルでふけば、気分もさっぱりです。




 

STEP3 汗を染み込ませない

 汗が衣服に染み込むと、においも発生しやすくなります。


わきパッドなどで汗を染み込ませない工夫も大切です。


 寝ている間は起きているとき以上に汗をかきます。


中でも昼寝はいい汗をかくチャンス。

 

短時間でもぐっすりと眠るとすっきりするのは、昼寝で体内機能を調節することができるから。


発汗によって余分な熱を放出したおかげで、最適な体温で目覚めることができるといいます。


まさに夏の昼寝は、心にも体にも両得なのです。




 ただし、昼寝するには、外気温との差を5℃以内にとどめ、自然な体温調節を妨害しないことがポイントです。

 



 デオドラント剤の基本的な作用は次の5つです。


・汗を抑える

・菌の繁殖を抑える

・消臭・脱臭する

・香りでマスキングする

・かいた汗を吸収する




 これらのどの作用を重視した製品を選ぶかは、防ぎたいものが単なる汗なのか、ワキガ臭なのかによって変わってきます。

 




汗や汗臭さを抑えたければ、スプレータイプやパウダータイプのさっぱりしたサラサラ感のあるものがおすすめ。


ワキガには抗菌作用が強いロールオンタイプやクリームタイプのほうが、効果が期待できるようです。




 制汗作用の強いデオドラント剤は、広い範囲の汗腺を塞いでしまわないよう、なるべく「部分的」に「短時間」の使用を心掛けましょう。


また、皮膚の敏感な人は皮膚トラブルも心配。外出から戻ったら、ぬれタオルなどでふき取ることも大切です。




 

 加齢臭、いやな言葉ですね。


年を重ねると皮脂腺の中にノネナールという物質が増えて独特のにおいを発生してしまいます。


これは男女にかかわらず発生する物質なので、「加齢臭=オヤジ臭」ではありません。


女性は衣服や清潔さに関心が高いために、あまり加齢臭を感じさせないだけのようです。


加齢臭も汗のにおいと一緒で、生活習慣と大きくかかわっています。


肉好き、喫煙、ストレスは加齢臭の三大原因にもなるとか。


ビタミンCやポリフェノールなどの抗酸化物質は加齢臭の予防になります。

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