目が疲れたりかすんだり、腫れぼったい場合、白内障や緑内障などの目の病気だけでなく、全身の不調の影響を受けて目に症状が出ている場合もあります。
糖尿病の症状が進むと眼底出血が原因で失明することもありますが、まぶたが腫れぼったかったり、目を動かしにくいという症状は初期症状でも見られることが多くなっています。
他にも、まぶたが腫れぼったい場合は、腎臓病、心臓病、甲状腺機能障害などの病気の可能性が考えられます。
また、物が二重に見えたり、かすむ場合は、脳梗塞、脳動脈瘤の可能性も。
最近では、眼科の眼底検査で目の網膜組織や毛細血管を定期的に調べることで、動脈硬化や心臓疾患、脳梗塞などの早期発見と予防に役立てる研究も行われています。
研究では実際に加齢黄斑変性などの加齢による疾患を調べたり、毛細血管の老化を調べて生活指導を行って病気を予防し、生活習慣を改善させるアンチエイジング医療に役立てる動きも出てきています。