本人の意志のみによる禁煙は難しい
バレニクリンを製造・販売しているファイザー株式会社では、同社のサイトでニコチン依存度チェックを受けた200人の男女を対象に、2009年3~4月に禁煙に関する調査を行いました。その結果、明らかになったことは次のとおりです。
この1年間で喫煙者の4人に1人が禁煙に挑戦。しかし、成功したのは3割以下(28%)。
禁煙の方法は、「自分の意志のみ」という人が8割近く(77%)を占め、そのうち73%が失敗していました。北里大学北里研究所病院での成功率63%(医師の指導で、経口禁煙補助薬を使用)と比べると、本人だけの禁煙はいかに難しいかが伺われました。
また、失敗した人の半数以上が、禁煙開始後1週間以内に再喫煙しており、「禁煙は最初の1週間が勝負」ということが改めてはっきりしました